え?何すか?その器具。

03_化学業界あるある

サムネイルの器具、何て呼びますか?

三角フラスコ。
マイヤー。

どちらも正解です。(笑)

これは、私が化学業界に足を踏み入れたころ、
先輩に「200のマイヤーでさいけつしといて」と指示されたときに、
私が『マイヤーって何ですか?』と質問した思い出があったので、
きいてみました。

文系出身を目の敵にするわけじゃないんですが、
「200のマイヤーでさいけつしといて」
この意味が分かる人は、やっぱり合成を知ってる人だと
言っていいと思うKINAKO-MOCHIです。

「200のマイヤーでさいけつしといて」の意味とは

「200のマイヤーでさいけつしといて」
この意味は、
「200mLの三角フラスコで再結晶をしといて」
という意味です。

これが、医学よりだと「さいけつ」は、『採血』
なんだろうか。。。

少なからず、化学業界にも略語はあります。
というか、略語だらけなんじゃないかなと。

実験やってる方には、これ当たり前みたいに使っている略語を
今回はガラス器具とか小物を中心にご紹介したいと思います。

クイズ!この意味わかるかな?<ガラス器具編>その①

①カラム後の出来事・・・
「この300の三角にあるやつ飛ばしたら最後、50のナスで活栓つけて冷凍庫入れておいて」


指示の内容分かりました?

答えは・・・

『この300mLの三角フラスコにある溶液を乾燥させたら最後、50mLのナスフラスコで
活性つけて冷凍庫に入れておいて』


です!!

解説すると・・・

300、50など大体300mL、50mLと容器のサイズのことを指さし、
mLを省略する人が多いです。

「あるやつ」、「もの」は、基本、作ろうとしている目的化合物やそこに存在する化合物を示します。

「飛ばす」は、何かを飛ばす訳ではなく、溶媒除去のことを示します。

ナス、三角、ナシ、三口、といった〇〇フラスコと言ったものは、
大体フラスコを省略してしまいます。

クイズ!この意味わかるかな?<ガラス器具編>その②

②「これ、きりやまでろ過して、沈殿はきりやまにのったまま乾燥させて、
下のろ液は飛ばして栓しといて」



指示の内容、イメージ出来ましたか?

答えは
『これ、桐山ロートでろ過して、沈殿は桐山ロートにのったまま乾燥させて、下のろ液は溶媒を飛ばして栓しといて』

でした。(笑)

ポイントは、この業界で「きりやま」は、桐山ロートという(有)桐山製作所様が製造する
独特な形のロートのことで、円錐型のロートとは異なります。

有機合成やってる人なら、絶対一度はろ過するときにお世話になってるはずというくらい、
キリヤマと言えば老舗のガラス器具の製造メーカーなのです。

最後に・・・

以上、ガラス器具の業界用語について触れてみましたが、
実を言うと、私自身、京都にある桐山製作所にガラス細工の修行に行ってみたいなと
思ったことがあるくらい、桐山製作所の作るガラス器具のファンだったりします。

ガラス器具は、たまにオーダーメイドでの発注もします。
そんな時、影でガラス器具の職人さんがいて、
無理難題な形を注文しても作ってくれる匠の皆さんがいたりします。
ありがたいばかりです。

とおもう筆者KINAKO-MOCHIでした(/・ω・)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました